就活したくない大学生はアルバイトをしないでお金を稼ごう

大学に入学する際に父親から伝えられた約束ごとが2つだけありました。

連帯保証人にならないこと

アルバイトをしないこと

アルバイトをしないこと??大学生と言えばアルバイト三昧で、稼いだお金で遊びまくるというイメージがありましたので、一体親父はどういうつもりなんだと反発した記憶があります。

その後、家庭教師か塾のバイトは可、という謎の許可を貰えたので大学一年生の夏頃に女子中学生の家庭教師をすることになりました。しかし、どうやら全く向いてなかったようで、3回教えたところでクビ笑。今思い返すと本当に酷い思い出です。中学生本人も勉強が大嫌いだったようで、母親が無理矢理家庭教師をつけたという話を後から聞きました。

さて、本題です。大学3年の頃に、家電量販店でスマホケースの在庫処分セールを目にしました。GALAXYのケースが300円。これはヤフオクやメルカリで売ればもうちょっといい値段で売れるのでは?そう思って早速試してみると1000円で売れました。

これはいける!と思い、近所の店を回りましたが、そんなにセール品があるはずもなく。考えた末に海外から仕入れることにしました。

当時、Alibabaが展開するアリエクスプレスという、今で言う越境ECが始まっており、簡単な英語が分かれば苦もなく仕入れることができました。

詳細は省きますが、これが売れに売れ、なんやかんやで大学院卒業までに2000〜3000個を売り捌き、売上が300万程になりました。1日で10個売れる日もあり、「人生とはこんなに面白いものなのか」などと思っていた時期もありました。

だいたい一個200〜300円で仕入れて、1000〜2000円くらいで売ってましたので、かなり高利益率だったと思います。

この商売は真似する人が増えすぎたため、もう再現性は有りません。ただ、時給で働くのではなく、自分で行動し成果に応じた報酬を得るという経験は、自分の人生の糧になったなと思います。

単なる転売ではありますが、何処から、いくらで仕入れ、誰に、いくらで売るのか?、という基本的な商売の流れを実地で学んだ学生は殆どいないでしょう。

働きたくない学生さんは自分で商売をしてみることをお勧めします。私のようにアッサリ稼いでしまうかもしれないし、派手に失敗するかもしれない。でも、お金を稼ぐことの難しさや楽しさを知ると就職も悪くないな〜とか、起業した方が面白いかも、、とかいろいろ気づく良いきっかけになると思いますよ。

上部へスクロール