私自身のお話です。大学3年から一斉に始まった就活にやる意味を見いだせず、一切の就職活動を拒否していた私。
このままニートになって、世界を放浪するか?株の売買もうちょっと頑張ってみるか?みたいな感じで過ごしておりました。
4年生があと5か月ぐらいで終わる、という時期にゼミの教授からそろそろ進路ヤバくないか?とりあえず院に行ってみてはどうか?
と勧められ即決。院に行ったとしてその後就労意欲が湧いているかはその際あまり考えておりませんでした。
結果的には、進学は正解だったな~と思います。なぜかというと現在文系でありながら企業で研究職に就けているからです。
大学院に進学してからしばらくすると若干ですが就職してみるのも悪くないかもしれないと思うようになりました。きっかけの一つとして
周りに社会人大学院生が多かったというのがあります。自分とそれほど変わらない年齢でたくさん稼いでいる人をみると焦りも生まれました。
結局院2年生のときに普通に?就活して、今は経済系のお仕事をしています。専攻が経営学だったので、まあまあ近い仕事で当時学んだこともかなり活かせています。
文系大学院生の就職はない、と巷では言われておりますが実際のところ露骨な差別は感じられませんでした。
特に、マスコミや銀行、公務員、シンクタンク、アセマネあたりの固い業界であればむしろ好感触だったようにすら感じます。
ちなみに上記の業界のどれかで働いています。内定も2社もらいました。
就職が心配だから院への進学を諦める、という人がいたらそれはもったいないですよ!と声を大にしてお伝えしたいです。
研究したいことがあるなら是非大学院に行きましょう。働きたくない人もとりあえず大学院に行きましょう!