【読書録】貯金40万円が株式投資で4億円――元手を1000倍に増やしたボクの投資術(かぶ1000)

投資関連の本は学生時代からよく読んできましたが、読んだ本の内容をどんどん忘れていっていることが課題でした。また、歳をとるにつれて内容がうまく頭の中でまとまらないという現象も起きるようになり、読書をもっと有意義にしていかなければ、という思いも湧いてきました。

大事だなと思ったことや新しい気づきをブログに書き留めておくことで、後からの振り返りに役立てたいと思います。書き留めて行く中で、良書やお伝えしたいフレーズなども発信出来ればと思います。

さて、今更ながら最近読み終わった本「貯金40万円が株式投資で4億円――元手を1000倍に増やしたボクの投資術」について書いていきます。こちらは私がTwitterで以前からフォローしていた個人投資家かぶ1000さんが初めて書かれた本です。

□ポイント

①グレアム流ネットネット株では安全域を十分に確保できているとは言えない。そこで、在庫や仕掛品など換金性の低い資産はゼロ評価とし、代わりに企業が持つ有価証券や賃貸不動産の含み益を含めて評価する。

グレアム流ネットネット株では

正味流動資産(流動資産-総負債)×2/3時価総額

かぶ1000流ネットネット株

換金性が高い流動資産-総負債時価総額

グレアムは在庫や仕掛品をざっくりと3分の2とする評価をしていますが、これは企業や業界によって差があるでしょうし、数字の根拠が曖昧です。その点をカバーしたのがかぶ1000流ということです。

②仕事として投資と向き合うのであれば、現地現場現物で、投資対象の店舗や商品をリサーチする。

●参考にしたい点

私もかぶ1000さんと同様に普段の生活で目にする商品やサービスは、片っ端から企業名を調べるようにしており、今後も続けたい習慣です。

また、チャートを20〜30年と振り返るというのも大事だと思いました。数年の振り返りでは一時的な変化やブームなのか、本質的な変化なのかを見極めるのは難しいからです。

バリュー株投資はグロースと比べて派手ではないですが、着実に資産を増やせる手法だと思います。ベンジャミン・グレアムの「証券分析」はかなり難解なので、この本をバリュー投資のとっかかりにするのも良いでしょう。

現在あまりブログを更新されていないのが残念ですが、これからとウォッチしていきたい個人投資家の一人です。

貯金40万円が株式投資で4億円 元手を1000倍に増やしたボクの投資術

●追記

読書記録として、Amazonレビューで書き残しておいたり、ブクログといったサービスを使ってみるのもありかもしれません。ブクログは以前使っておりましたので、こちらから私の本棚を見ることができます。是非覗いてみてください。

https://booklog.jp/users/okb1230

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